健康運動指導士と言う資格は、昭和 63年(1997年)から厚生労働省がて進行させて来た認定事業ですが、この資格の役割として、生活習慣病を予防して、 健康水準を保管維持・増進する、ということを仕事の目的に元気な生活を送るために必要になる、安全で効果的な運動指導や運動のプログラムを作成することができる人に認められる資格です。
また、専門的な資格だと位置づけされて健康運動指導士の質をあげるため 資格取得はますます困難になっているようです。最近では 生活習慣病やメタボリッククシンドロムに起因する病気を持つ日本人が増えてきているといわれていますが、疾患での死因の上位を占めていることも深刻に受け止めているのですね。
ですから、そういう症状の予防策や改善策を、食事療法と運動療法を基本にしてサポートして行く役目として活躍するための、健康運動指導士の主な目的なんですね。
健康運動指導士の求人も、現在のこのような社会状況の中で、徐々に多くなってきているようなのです。
健康運動指導士の活躍の場所として、 病院や診療所、 福祉介護施設や保険福祉施設、健康増進センターや保健所、 市町村保健センターや、 アスレチッククラブやフィットネスクラブ、スポーツセンター、企業や会社内での健康管理部門での勤務といった職場等の需要が増えつつあるようです。
このように健康運動指導士は心臓病を始まりにする生活習慣病・メタボリッククシンドロムを予防して、国民の健康を促進する、として注目を集めている資格なんですね。
健康の保管維持や増進と関連する知識等に基づき、安全で效果的な運動プログラムをひとりひとり状態によって作成し、その運動プログラムを実際に指導することができる 運動の専門家でもあるのですね。
もう少し詳しくお話しますと、健康運動指導士は、医学的基礎知識や運動生理学の知識をふまえて、個人に対して安全で効果的な運動プログラムを作成・指導することが大切です。
資格の取得方法ですが健康運動指導士養成講習会を受講します。
健康運動指導士認定試験に合格したうえで、健康・体力づくり事業財団に登録申請をするんですね。
受講資格があるのは、保健師又は管理栄養士の資格を有している人、あるいは4年制体育系大学、ここには教育学部体育系学科を含みます、及び医学部保健学科の卒業者、または卒業見込者を含みます、などの一定の要件を満たす必要があるんですね。
健康運動指導士養成の講習会というのは、健康・体力づくり事業財団が実施する120単位で、保健師、管理栄養士、4年制体育系大学の卒業生、健康運動実践指導者、特定施設実務経験者は、単位免除がありますので、詳しくはお尋ねになると良いでしょう。
このような180時間の講習会となっているようです。
健康運動指導士の試験は、例年7回です。
この内容としては、健康づくり施策概や健康管理概論、生活習慣病、運動生理学、能解剖とバイオメカニクス、健康づくり運動の理論、運動障害と予防、体力測定と評価、健康づくり運動の実際、救急処置、運動プログラムの管理、運動負荷試験、運動行動変容の理論と実際、運動と心の健康増進、栄養摂取と運動といったことなどです。
このように今話題になっているメタボリックク症侯群は、 日本人の死因の上位に位する脳卒中や心疾患など、 血管が支えるとか弱くなるとか割れるとかすることで起きる、 病気の主原因になりますから、そういう症状の予防策や改善策は、 適当な運動を習慣化して、運動不足を解消するのですね。
それをサポートすることが、 健康運動指導士の仕事ということですね。
医学的基礎知識、 運動フィジオロジーの知識を根拠にしてひとりひとりに対して安全で、効果的な運動プログラムを作成・指導するのが重要です。
分かりにくかったかたのためにもう一度簡潔にまとめますが、資格の取得方法は、まず健康運動指導師養成講習会を受講して、 健康運動指導士認定試験に合格したうえで、健康・体力作り事業財団に登録を申し込みます。受講資格は、先ほどお話したようなことです。
この資格はこれから需要が増えていくのではないかと期待されている資格でもあるようです。多くのかたの健康に携わる資格を目指すというのは素晴らしいですね。