妊娠 初期の注意

妊娠初期、妊娠2ヶ月、妊娠3ヶ月、妊娠4ヶ月までの妊娠初期の症状や注意とおなかの赤ちゃん

スポンサード リンク

妊娠 初期の注意

注意点ですが、妊娠初期は、おなかの赤ちゃんの臓器が作られる大切な時期ですから、くれぐれも慎重な生活を送ることが必要ですね。

妊娠1ヶ月目(0週から3週)の様子は、妊娠していることに本人が、気付いていない場合が多くあります。絨毛は後々胎盤となり、母体と胎児を結ぶ重要な役割があります。

普段から基礎体温をチェックしていたかたでしたら、基礎体温は排卵後に上昇したままの高温期が20日以上も続きますので、日頃からチェックしている人ならば、妊娠に気がつくかもしれませんね。

受精卵の絨毛は、どんどん子宮内膜に拡大し、発育に必要な栄養を母体から吸収します。脳・脊髄などの神経系や、血液などの循環器系の原基は、ほぼ完成し、心臓は2週目には形成が完了し、3週目から動き出します。

そして、5週目〜8週目の間は流産の多い時期のようですので生活中にも注意をしながら過ごしたいものです。

基礎体温の高温期が続いていて、月経が順調な人が2週間遅れていたら、妊娠の可能性があるでしょう。

おなかの赤ちゃんは、頭部と胴体の区別もでき、羊水の中に浮かぶようになります。妊娠2ヶ月目(4週から7週)の様子ですが、まだ外見だけでは妊娠かどうか分かりませんが、産婦人科に行っておめでたと言われるのは、大体2ヶ月目のことが多いようです。

また、お母さんの身体の変化としては乳房が張ってきたり、乳首が敏感になったり、乳輪が色素沈着して黒くなる、体がだるいなど、熱っぽくなる、個人差がありますが、お腹が少し張ってくる、そして多いのがとにかく眠いといった症状が出てくるんですね。

この時期、妊娠2ヶ月目になると、超音波検査で赤ちゃんが入っている袋、胎嚢(たいのう)を確認することができるようになります。妊娠2ヶ月目は、赤ちゃんの臓器や器官に神経まで形成される時期です。

ですのでこの頃に妊娠に気づかず、飲酒や喫煙、風邪薬などを飲むと、悪影響を及ぼしますので避けるべきでしょう。

このときには胎盤はまだできていません。

ですが胎盤を作る準備が始まります。おなかの赤ちゃんは、卵黄嚢から栄養をもらって成長します。

その後は胎盤や臍帯から、栄養を受け取ることになるんですね。

この時期の注意は、家族や周辺の人達の協力を得て、日常生活は充分に気をつけて、過ごすことが大切になります。流産の95%以上が早期流産にあたり、ちょうどこの妊娠2ヶ月に相当するようですので注意が必要です。

この時期のおなかの赤ちゃんですが大きさは1cm〜2cmで体重は1g、心臓や目などが作られて心拍が確認されます。胎のうの中に胎芽が確認されます。

そして、羊水の中で動き回る赤ちゃんの姿や、心拍も超音波装置を使えば、心臓の動きが心拍が見えたりするようになるのが妊娠約8週目ですね。

おなかの赤ちゃんは胎芽から胎児と呼び名が変わります。

11週目には大きさも10cm、体重も20g位になり、段々人間の形になっていきます。妊娠3ヶ月目(8週〜11週)の様子は、赤ちゃんは、日々猛スピードで成長しているんですね。

そして男女を見分ける生殖器も発達してくるので、男女の区別が分かるようになってくるのもじつはこの時期なのです。

胴体や足も大きく成長して、およそ三頭身になり、毛髪や眉毛も生え始めてきますが、お母さんのほうはまだ、それほど腹部の膨らみは目立ちません。

基礎体温は高温期が続いたままです。

おなかの赤ちゃんは、今までタツノオトシゴのような形をしていて、しっぽがあったのも無くなります。

そして皮膚は透明なので、皮下の血管や内臓を透けて見えます。下あごと頬が発達して、歯根(歯の元になるもの)や声帯ができてきます。

妊婦さんやまわりも気になるつわりですが、この妊娠3ヶ月目が一番のピークでしょう。

あと1ヶ月程で落ち着いてくる妊婦さんは多いです。そして乳輪や乳首の色が、より濃くなってきたり、乳白色で、ネバネバしたおりものが、多くなってきます。この時期につわりがひどくて、薬を飲みたい時には、必ず医師に相談してください。

身体は子宮がこぶし程に大きくなりますので、膀胱や子宮を圧迫するために、便秘や下痢、頻尿などの症状に悩む人が出てきますので、気になるかたは医師に相談しましょう。おなかの赤ちゃんの心拍数は、大人の約倍で1分間に160くらいあります。

妊娠4ヶ月目では、胎盤ができることにより、流産の危険性が少なくなってくる反面、腹部の膨らみが外見からも分かるようになりまので、ゆったりした衣服を用意します。

胎盤が完成してきますので、たくさんの栄養と酸素を吸収することが可能になります。そして成長の速度がアップしてきて、特に脳が急速に発達します。

女性の多く、出産経験者のかたが気にした、という声の多いといわれる妊娠線、妊娠中毒になりやすいですのでこの時期から注意します。

基礎体温が下がり始めます。そして4ヶ月末には妊娠前の低体温に戻り、出産するまでの期間は低体温が続きます。

気になるつわりですが、ほとんどの人が軽くなってはきますが、胎児は大きくなるので腸や膀胱を圧迫されて、便秘や頻尿の状態は続くようです。

おなかの赤ちゃんは15週あたりからは、眼球も動かすことが出来るようになります。だんだん成長しているんですね。

つわりが落ち着いた反動で食欲が出てくるので体重管理に充分注意が必要でしょう。

妊娠4ヶ月目(12週から15週)の様子ですが、赤ちゃんの大きさはグレープフルーツ位になっています。身体は心臓から活発に血液が全身に送られるようになり、皮膚には赤みが出てきて(肌色ではなく赤っぽい)厚みを増し、表面には産毛が生えてくる時期です。

そして外性器が発達しますから、男女の区別がはっきりと分かります。

内臓がほぼ出来上がります。そして骨や筋肉も太く成長します。

羊水の中で盛んに動き出すようになってきます。手足が伸びて長くなります。

おなかの赤ちゃんの大きさですが、身長は16センチ程度、体重は120グラム程度になります。

早く感じたいと思う胎動ですが、胎動として感じるのはもう少しだけ後になります。ですがじつは赤ちゃんは、足でお腹を蹴ったりしているようです。

お母さんも、妊娠4ヶ月になると安定期に入ります。妊娠、妊婦さんの時期を楽しく過ごして、元気な赤ちゃんを無事に出産されてくださいね。

inserted by FC2 system